絵本創作 「とんがりみんどりとトカゲのカナ子」創作記録③ さて、前回に続きモダンテクニックの話である。今回は、“ドリッピング”と“吹き流し”である。前者は、多めの水でといた絵具を筆に含み台紙にたらすものである。私の場合は、今まで数多く描いてきた詩画の中でモダンテクニックとは意識せずに使っていた技法... 2022.07.26 絵本創作
書評 新潮選書 『十五少年漂流記』への旅 椎名誠 書評 今年2月、東京神田神保町の古書店巡りの際にふらっと立ち寄った三省堂本店の最後の古書市。何気なく棚をのぞき込んでいると目に入ってきた文字“椎名誠”これは、本が私を呼び込んでいると感じる。というか、学生の頃からのめり込み、“椎名誠”の本を文字通... 2022.07.24 書評
絵本創作 「とんがりみんどりとトカゲのカナ子」創作記録② 今回は、お話の内容や背景とは別の視点からの創作記録について書いてみたい。本書では、大きく3つのモダンテクニックを使っている。きちんと勉強したことはほとんどないし、(少し体験したり短時間の講座を受けた程度)素人の域はでないだろう。また、専門の... 2022.07.23 絵本創作
絵本読み聞かせ 読み聞かせ絵本紹介⑩ 「スーホの白い馬」と言えば、2年生の国語の教科書にも載っている有名なお話だ。そして、おそらく赤羽末吉の絵が最も有名ではないだろうか。名前を知らなくても、絵を見たらきっと多くの人が、「ああ、見たことある。知ってる!」という反応をするだろう。し... 2022.07.19 絵本読み聞かせ
絵本創作 「とんがりみんどりとトカゲのカナ子」創作記録① 久しぶりに拙著の創作記録。今回は、「とんがりみんどりとトカゲのカナ子」(2021年10月15日発行 文・絵 糸井文彦)について書いてみようと思う。まずは、このお話の背景についてご紹介したい。 創作のモチーフとなったのは、私が小学生の時の、今... 2022.07.17 絵本創作
絵本読み聞かせ 読み聞かせ絵本紹介⑨ 死をめぐる絵本「闇は光の母」シリーズから1冊。「ほっきょくでうしをうつ」(作・角幡唯介 絵・阿部海太)を3年生の教室で読んだ。ちょうど少し前に「狩りと漂泊」(角幡唯介2022年3月集英社)を読み、本ブログに書評を書いたタイミングでこの絵本に... 2022.07.09 絵本読み聞かせ
絵本読み聞かせ 読み聞かせ絵本紹介⑧~七夕~ 「おこだでませんように」(作 くすのきしげのり・ 絵 石井聖岳 2008年6月小学館)を読んだ。七夕の願い事の短冊に「おこだでませんように」と書いた“ぼく”。1年生になって習ったひらがなで心を込めて丁寧に書いた“ぼく”。本当は、先生やお母さ... 2022.07.07 絵本読み聞かせ
絵本読み聞かせ 読み聞かせ絵本紹介⑦ 1998年に刊行されてから今なお大人気の「おれたち、ともだち」シリーズ。(偕成社)内田麟太郎と降矢奈々のコンビによるキツネとオオカミの友情を描いた絵本。ちょっとわがままだったり、素直になれなかったり、意地を張ったり・・・。もう二度と遊ぶもん... 2022.06.28 絵本読み聞かせ