絵本読み聞かせ

読み聞かせ絵本紹介⑭

いったい何が起こっているのだ?と思わされるほどシュールなシチュエーションの絵本。「おいなりさん」(文:もとしたいづみ 絵:中川学 2022年4月アリス館)は、頭がいなり寿司の書道の先生が主人公という設定。まず、この設定が不思議でたまらない。...
絵本読み聞かせ

読み聞かせ絵本紹介⑬

前回ご紹介した「あらしのよるに」の絵を担当されているあべ弘士さん作の「かわうそ3きょうだい そらをゆく」(あべ弘士作 2013年小峰書店)は、かわいらしいかわうそ3きょうだいが繰り広げる楽しいお話。かわうそシリーズの第3作の本書。他のシリー...
絵本読み聞かせ

読み聞かせ絵本紹介⑫

きむらゆういち・あべ弘士のコンビによって描かれた大人気シリーズ「あらしのよるに」の前日譚である、「ひとりぼっちのガブ」(作:きむらゆういち 絵:あべ弘士 2011年7月 講談社)は、オオカミのガブの生い立ちが描かれている。ガブにはこんなにも...
絵本読み聞かせ

絵本読み聞かせ動画「とんがりみんどりとトカゲのカナ子」

絵本原画

絵本原画①「おむかいのやっちゃん」

拙著「おむかいのやっちゃん」(2020年ニコモ・糸井文彦)の原画を公開します。創作記録と合わせてごらん頂けると嬉しいです。
書評

「屋久島トワイライト」樋口明雄 2022年 山と渓谷社 書評

世界自然遺産屋久島が舞台となっている本書。屋久島と言えば、屋久杉に代表されるように太古からの自然が色濃く残った場所であることは説明するまでもないだろう。しかし、それだけではなかったのだ。この島には異界への入口があり、数多くの怪異譚があり、そ...
書評

「サンズイ」笹本稜平 光文社文庫 書評

“サンズイ”聞きなれない言葉がタイトルとなっている本書。サンズイとは、警察用語で“汚職”のことである。“汚”の漢字の部首からきていて、ほかには、詐欺は、“ゴンベン”、偽造は“ニンベン”とも言われるようだ。また、警察小説を読まれる方にとっては...
書評

「わたしたちの秘密」中江有里 中公文庫 書評

主人公である玉(たま)青(お)は30歳。派遣社員として働いている。学生時代の先輩である青島とも交際し、一見どこにでもいるある意味普通の大人の女性である。しかし、その内実はそうではないのだ。人には打ち明けられない悩みを抱え、頼るべき親兄弟や友...
絵本読み聞かせ

読み聞かせ絵本紹介⑪

大好きな夏の絵本「なつのいちにち」(作:はた こうしろう 偕成社2004年7月)を3年生の教室で終業式に読みました。まず、表紙の絵がたまらなく好きなのです。そして、語られる言葉が少ない分、絵のもつ力と最小限の言葉が相乗効果によって、この絵本...
書評

「漂流」吉村昭 新潮文庫 書評

「漂流」(吉村昭・新潮社・昭和55年11月25日発行)は令和3年10月25日64を数えている。これだけの名著を評するなんていうことは僭越も甚だしいが、私なりの視点から思うままに書いてみようと思う。 舞台は江戸・天明年間(1700年代)である...