読み聞かせ絵本紹介⑫

絵本読み聞かせ

 きむらゆういち・あべ弘士のコンビによって描かれた大人気シリーズ「あらしのよるに」の前日譚である、「ひとりぼっちのガブ」(作:きむらゆういち 絵:あべ弘士 2011年7月 講談社)は、オオカミのガブの生い立ちが描かれている。ガブにはこんなにも悲しい過去があったなんて・・・。本当の友達とは?そんなことを問いかけてくるストーリーに、聞いている子ども達は息を飲み、ガブに寄り添い応援する気持ちになってくるはず。

 「メイはなんにもこわくない」(作:きむらゆういち 絵:あべ弘士 2011年11月 講談社)は、ヤギのメイの幼少期がユーモアたっぷりに描かれている。なんて怖いもの知らずで、なんて幸運な?!思わずくすっと笑ってしまうお話に明るい気持ちになれること間違いなし!

 もう25年以上読み継がれている「あらしのよるに」シリーズを読んだことがない方は、この機会に是非!既に読んだ方、ずっと前に読んだ方、たくさんのシリーズを今一度手に取ってみてはどうだろう。ずっと前のことになるが、きむらゆういちさんの講演会でお聞きした話。この2つの前日譚は、出版年月日がらもわかるように、「あらしのよるに」のヒット後にできたお話だそうです・・・。それから、絵はあべ弘士さんの担当だが、サインには、きむらゆういちさんがさらさらっとガブの絵を描いてくださいましたよ!

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