「とんがりみんどりとトカゲのカナ子」創作記録②

絵本創作

  今回は、お話の内容や背景とは別の視点からの創作記録について書いてみたい。本書では、大きく3つのモダンテクニックを使っている。きちんと勉強したことはほとんどないし、(少し体験したり短時間の講座を受けた程度)素人の域はでないだろう。また、専門の知識や技術をもった方から見たら間違いもあるかもしれないが、我流で遊んでいるだけなのでご容赦願いたい。

 さて、本書ではカナヘビ(後にトカゲ・・・お読み頂ければわかります。blog・YouTubeチャンネルに私の読み聞かせ動画もありますのでご覧ください。勿論、よろしければ絵本のご購入も!(笑))をどのように表現するのかということが悩みのタネでもあり、楽しいところでもありました。はじめは、リアルな絵を目指すのか・・・いや、到底自分にはそんな画力はない。それとも、何かキャラクター的なかわいらしい感じのものにするのか・・・う~ん、ちょっと違うかなあ・・・。というところだった。そこで、思いついたのが、コラージュだ。他の絵とちょっとだけ雰囲気を変えられないかあと思ったのだ。全く気付かれなくてもよくて、自己満足でいいのだ。そこで、まず、普通に画用紙に描いてみた。そして、それをスマホで写真に撮り、プリンタにWi-Fiで飛ばし、どこにでもある写真印刷用紙にプリントしてみたのだ。これがなかなか面白くて、ちょっと光沢があるし、色の調整も自由(実際はほとんどオリジナルプリントのまま)それに倍率も自由だ。ということで、本書に出てくるカナ子は全てコラージュ、つまり貼り絵なのだ。特に役立ったのがP.21,22で「カナ子がへんしん・・・・した!」のページで同じ倍率のカナ子を2枚重ねて貼り付けてみたのだ。自分では結構お気に入りのページだ。ということで、今回で終わろうと思ったが、あと2つのモダンテクニックについては次回にします。

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