「シバ犬のチャイ」(文・あおきひろえ 絵・長谷川義史 2013年4月20日BL出版)長谷川義史・あおきひろえ初の夫婦絵本。この表紙のシバ犬の表情が何とも言えない1冊。しかし、冒頭の「オイラシバ犬のチャイでござんす。」からいい意味でイメージを裏切られる。かわいい瞳で家族を見つめるチャイ。でも、心の中ではこんなふうに思っているのか?!あなたの家のワンちゃんももしかしたら・・・。そして、最後のオチ。やられました。笑える。大人の方が笑えるかもね。さすが夫婦、やっぱりここにも見事な長谷川ワールド。
「やさいさん」(作・tupera tupera 2013年7月学研)「やさいさんやさいさんだあれ。」「すっぽーん。」いろんな野菜が次々に表れるしかけ絵本。縦にすっぽーんとめくる面白さが何とも言えない。赤ちゃんから大人までが楽しめる。すべての年齢におすすめできる1冊。3年生の教室で読んだが大盛り上がり。tupera tuperaの亀山さんの読み聞かせも目の前でみせてもらったことが印象深い。
「かぜビューン」(作・tupera tupera・2018年2月9日学研)こちらも見事なしかけ絵本。このアイデアはありそうでなかったのでは。本当に風を感じる臨場感。それぞれの登場人物の表情がなんとも言えない。こちらも亀山さんの読み聞かせを観させて頂いた。(こちらはオンラインだったが)ご本人も楽しんで読まれている感じがしてひきこまれた。かぜビューン。間違いなく面白いです。今回はこの3冊。