夏の美術館探訪記①
神戸市立小磯記念美術館特別展
絵本の旅
〜グリム、世界の昔話、ゆかりの作家と神戸の出版文化〜
実に多種多様な絵本原画を鑑賞することができたなあ。知らない絵本、知らない作家さんがいっぱい!いや、知っている絵本と作家さんの方が少ない。気になることとして、画材や画法、技法。昔話で多いのは岩絵の具。水彩やインク、ボールペン、鉛筆、色鉛筆、、、それにしてもいろんな描き方があるものだなあと興味深い。そして、いつものように創作意欲が湧いてくるのだが、いろんな原画を見過ぎたからなのか、脳内が混乱している。
そんな中で、嬉しかったのは、最も好きな作家の一人である長谷川義史さんの原画をたくさん観ることができたこと。やっぱり、あの筆使いと画面の構成がひきつけられるのだ。あと、tupera tuperaさん、スズキコージさんの原画も観られて嬉しい。
ショップでは、1学期の終わりに子ども達と国語の授業で読んだ『ミリーのすてきなぼうし』(作きたむらさとしBL出版2009年6月1日第1刷発行 サイン入り!)と、アクリルガッシュの色合いが気に入った『チーターじまんのてんてんは』(作みやけゆま BL出版2021年5月20日第1刷発行 こちらもサイン入り!)、そして、鉛筆画から目が離せなかった『ナビルある少年の物語』(作ガブリエル•バンサン 訳 今江祥智 2000年4月10日第1刷発行)を購入。